わら細工もご注文に応じて製作いたします。
なお、猫ちぐらについては、10月からの受付、1月以降のお渡しになります。
亀kame
亀は大小さまざまなサイズを製作しています。また、シッポの稲穂も黒米やコシヒカリなどさまざまなバリエーションがあります。
甲羅の部分にはとてもこだわっており、綺麗な藁だけをよって、活き活きとした亀を表現しています。
亀は浦島太郎の話では龍宮城の使いとされていますが、古い中国では仙人が住む不老長寿の地として信じられた逢莱山の使いとされ、大変めでたい動物とされていたようです。
鶴tsuru
鶴も大小さまざまなサイズを製作しています。形も壁掛け用の正面を向いたものから、置き物用の鶴&亀セットに使う羽ばたく鶴までさまざまなバリエーションがあります。
鶴は、古くは「たず」と呼ばれ、平安時代以降に「鶴」と呼ばれるようになったようです。古来より「鶴は千年」といわれ「長寿を象徴する吉祥の鳥」として、また夫婦仲が大変良く一生を連れ添うことから「夫婦鶴=めおとづる」といわれて「仲良きことの象徴」の鳥として、鳴き声が共鳴して遠方まで届くことから「天に届く=天上界に通ずる鳥」といわれるなど、民衆の間に「めでたい鳥」として尊ばれてきました。
祝いまわしiwaimawashi
祝いまわしは、横綱の化粧まわしの編み方で製作した一升瓶用のまわしで、邪念、汚心を去り、清明、明朗を表すことから、結納や結婚、還暦等のお祝いでお酒を贈る際にぴったりの商品です。稲藁で作られているのでとても丈夫で、何年、何十年と年月が経過するほど、藁の青みが茶色に変わり、良い色合いの味が出てきます。
昨今の海外での日本酒ブームで、一升瓶の日本酒は外国人の方に大変人気があり、祝いまわしはセットで販売する際にはとても喜ばれます。飲み終わった後に、瓶を飾るときにも祝いまわしがあれば、とてもオシャレですね。
なお、サイズについては、一升瓶用だけでなく、大きな酒樽まで対応可能ですので、オーダーについてはお気軽にご相談ください。
猫ちぐらnekotigura
猫ちぐらとは、藁を編んで作った猫用のペットハウスのことです。猫つぐらとも言います。猫は狭い空間に入るとことが好きで、さらに、夏は涼しく冬は暖かい稲わらが大好きなので、藁で作った猫つぐらを置くと猫は喜んで入ります。
写真の猫つぐらは、サイズの確認と網目の確認のために麻ひもで製作したサンプルです。実際には、稲わらで製作しますが、1つ作るのに稲わら20把も使い、製作期間も最速で3日もかかります。
猫ちぐらについては、予約の受付を10月からいたします。実際の製作については、繁忙期の終わった1月から行います。製作できる数量に限りがありますので、お早目にご予約ください。